うつ病の症状でリハビリ期の特徴

うつ病の症状でリハビリ期の特徴として次のような点があげられます。

うつの波が大きくなる・・蓄積疲労が回復し、エネルギーレベルが上がろうとするとき、まず上へ行く力が生じ、次にその反動で下がる力が生じます。

それが繰り返され、徐々に上のレベルに回復していきます。その結果、停滞して動きのない底期に比べて、波の症状が大変強く出てくるのです。

また、リハビリ期には、大きな波と小さな波があるようです。(個人差が大きいのですが)大きな波は1カ月から2カ月ほどの周期で、小さな波は、3~4日から一週間ほどの周期でやってきます。

身体と感情の上がり方の差、各感情や能力がバラバラに回復するという症状・・回復はすべての要素が一緒に回復するわけではありません。

身体の活動は、感情や気力の回復より早く訪れますし、驚き、不安、怒りなどの感情も、バラバラに回復していきます。

うつの症状とは

周囲の感じ方と当事者の感じ方の差が大きい・・この波の影響は、周囲の人にとっても、当事者の行動や感情をわかりにくくさせてしまいます。

一般的には身体症状の回復が早く、精神症状の回復は遅いようです。

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2018年3月

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