アメリカでのうつ病に関する診断基準

アメリカ精神医学会における新たな診断基準は、いままでのやや難解で伝統的精神医学の診断方法を改め、身体医学の診断基準のように何事項かある症状のうちいくつを満たせば診断が確定できるかという基準を設定したものです。

このうち5つ以上の症状が存在し、それらの症状のうち少なくともひとつは「主症状」であり、同時に二週間以上持続し、病前の機能から変化を起こする状況が「うつ病性障害」と定義されています。

うつ病の9つの症状のうち、「主症状」として①抑うつ気分と②興味または喜びの減退をあげ、「副症状」として③食欲障害、④睡眠障害、⑤焦燥感あるいは活動制止、⑥易疲労感、気力の低下、⑦無価値感、罪責感、⑧集中困難、決断困難、⑨自殺念慮をあげています。

それには、典型的なうつ病の症状を「うつ病性障害」として記載し、子供にも使えるように若干の注釈を加算しています。アメリカには、うつ病に関している診断基準があります。

うつ病の治療・接し方・症状が分かる!

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2018年3月

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